葵夏葉『自選詩集 死にたくなるほど優しい夜に』
文フリ東京で入手した『自選詩集 死にたくなるほど優しい夜に』を読んだ。
この作者の作品は初めて読んだと思うが、とても知的な作風である。言葉遊びのようなものもあるし、また、リフレインや対句など、技巧的なところも見られる。
他方で、五感に訴えてくるところもある。視覚だけでなく、触覚や、嗅覚まで。それはきっと、遠い記憶を呼び覚ますような詩なのだ。
特に好きだったのは「海馬」。
(篠田くらげ)
文フリ東京で入手した『自選詩集 死にたくなるほど優しい夜に』を読んだ。
この作者の作品は初めて読んだと思うが、とても知的な作風である。言葉遊びのようなものもあるし、また、リフレインや対句など、技巧的なところも見られる。
他方で、五感に訴えてくるところもある。視覚だけでなく、触覚や、嗅覚まで。それはきっと、遠い記憶を呼び覚ますような詩なのだ。
特に好きだったのは「海馬」。
(篠田くらげ)