嶌田井書店

風の通る或る町に、稀にしか辿り着けない書店がある。

長い道のり

嶌田井書店店長の河嶌です。
 
 店長のくせに普段は国内におりません。なんと文学フリマ初回参加の2016年春の東京ではブース(委託) にさえいなかったというていたらく。しかし!今回の2016年秋の東京では店番します。います。その場に。ついに。
 
 嶌田井書店は、文学フリマで開店する文芸サークルです。小説・書評・短歌・エッセイ・写真・朗読・音楽・ショートムービー、その他もろもろ扱っております。文学フリマ会場ブースは2階のエ-25・26。
 
 しかし!なんと店長は会場の東京流通センターにさえも行ったことがなかったという……駅は、羽田空港から出ているモノレールの車窓から何度も通過いたしました……ポツーン……。一時帰国する度に、春と秋にはそこで文学フリマが開催されるのを知りながら通過するその虚しさ。ようやくリベンジです。
 
 そんな頼りない店長を支えるのは「大番頭」の篠田くらげさんと、「嶌田井書店の良心」蒼井灯さんです。まったくもって天然ドジっ子の店長をしっかりと支えてくれるこのおふたりのおかげで、ようやくここまでたどり着きました。
 
 もちろんくらげさんの書評本と蒼井灯さんの音楽と映像が、嶌田井書店に多様性を与えてくれているのは、作品をご覧になっていただければわかると思います。嶌田井書店は三人三様、まったく違う作風・性質・視点を持つ三人が集まって開店した書店です。
 
 どうぞ、11月23日(水)は、われわれ「嶌田井書店」のブースへおいでください。いまなら旅をテーマに書き下ろしたエッセイフリペがもらえます。執筆担当は篠田くらげとわたくし河嶌レイ。京都とシンガポールのリトルインディアを旅します。なんと無料!無料です!ブースは、エ-25・26。「え?にごにろ?」と覚えてくださいね。
 
 それでは11月23日(水)に「え?にごにろ?」でお会いしましょう。
 
 
(河嶌レイ)