嶌田井書店

風の通る或る町に、稀にしか辿り着けない書店がある。

嶌田井書店ができるまで

 

ようこそ嶌田井書店へ。書評担当篠田くらげでございます。

 

もしかしたらご存知かもしれませんが、嶌田井書店は「化身の森製作委員会」という名前でスタートいたしました。小説&映像作品「化身の森」を作るにあたって、小説の朗読担当として呼ばれたのが私だったのです。「化身の森」は私たちの自信作。河嶌が小説を、蒼井が音響技術を担当しています(身内のつもりなので呼び捨てにしています)。これは三人の力が合わさった、渾身の一作です。今回の文学フリマ東京にも既刊として持って行きます。ぜひお買い求めくださいませ。予告編もあります。

 

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「化身の森」は皆様にご好評をいただいて店員一同喜んだのですが、せっかく集まったメンバーをこのまま解散させるのも勿体ない。そこで発展的に誕生したのが嶌田井書店なのでした。

 

今回の新刊は河嶌の写真集と私の書評集。個人プレーのように思えるかもしれませんが、水面下ではそうではありません。スケジュールからお店のディスプレイまで、ことごとく会議で決まっております。だからしょっちゅう3人で話しています。真剣な打ち合わせあり、突然入る雑談ありで、楽しくやっております。たとえば河嶌の写真集にも蒼井や私のアイディアが入っていますし、私の書評集も然りです。

 

そして今回力を入れたのがなぜかフリペ!3人の全力と共同作業がここに詰まっております!!なんでこれがフリペなのか。むしろ看板商品なのではないか。そのように首を傾げながら作ったフリペ。ぜひご覧いただければ幸いです。

 

時には仲良く、時には激しく議論しつつ運営している嶌田井書店。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

(篠田くらげ)