嶌田井書店

風の通る或る町に、稀にしか辿り着けない書店がある。

同人活動を始めよう!

こんにちは篠田です。文フリ東京、間もなくですね。各サークルの告知を見て、自分もやってみたいなと思った方も多いかと思います。今日は同人活動をスタートさせたい貴方に、ちょっとしたコツなどお伝えしたく思います。ご参考になれば幸いです。 1.構想と…

まだ間に合うかもしれない!?コピ本作成講座

こんにちは。篠田です。 11月23日文学フリマ東京にてコピ本歌集「くらげ摘み」を販売いたします。100円。ワンコインでお財布にも優しいです。第一歌集が破格のお値段!!買ってくださいませ。 それでです。今日のテーマはタイトルにある通り簡単コピ…

第二十五回文学フリマ東京に出店いたします!

大変ご無沙汰しております。 店主河嶌でございます。 来たる11月23日(木・祝)、第二十五回文学フリマ東京、F-31,32ブースにて、1年ぶりに嶌田井書店がOPEN!河嶌レイ、篠田くらげの新刊・既刊の販売とフリペ配布も行います。河嶌レイの新刊小説『ステア』…

リトルインディアへ(3)

「あなたの毎日に、旅はあるか。」 そんなコピーを冠したフリーペーパーを、2016年11月に開催された第二十三回文学フリマ東京で配布いたしました。前回の「リトルインデイァへ(2)」に続き、続編をお送りいたします(今回が最終回です)。どうぞお楽…

六条くるる『君がいたってだめなんだ』

これはどこで入手したんだっけ。 本当にこの人の感性は好きだなあ、と思う。特に好きな一首をあげて批評したりしたら、なんだか作者の方に嫌われてしまうような気がするからしないけど。 あとがきに書かれているように、落ち込んだとき、うまくいかないとき…

葵夏葉『自選詩集 死にたくなるほど優しい夜に』

文フリ東京で入手した『自選詩集 死にたくなるほど優しい夜に』を読んだ。 この作者の作品は初めて読んだと思うが、とても知的な作風である。言葉遊びのようなものもあるし、また、リフレインや対句など、技巧的なところも見られる。 他方で、五感に訴えてく…

京都旅行記・金閣寺

京都で「この寺に行くべきだ」という寺がどこなのかわからないが、「この寺が一番派手だ」という寺ならすぐに思いつける。金閣寺だ。正式には鹿苑寺金閣という。 バスを降り、ちょっとした坂道を登れば、そこが金閣寺である。入るとちょっとした森っぽくなっ…

京都旅行記・清水寺

早速京都に向かう。京都はいつでも観光客の絶えない街である。その中でも特に修学旅行のメッカと言うべき場所が清水寺である。訪れてみなくてはなるまい。 清水寺は坂の上にある寺である。観光客向けのソフトクリームや八つ橋が売られているのを見ながら、え…

祇園祭

本記事は、第二十三回文学フリマ東京にて配布したフリーペーパーに収録したものです。 ------------------------------------------------------------------------- ようこそ京都へ。とはいえ私は京都出身ではない。この町に5年住んでいる、観光客とも住人…

リトルインディアへ(2)

「あなたの毎日に、旅はあるか。」 そんなコピーを冠したフリーペーパーを、2016年11月に開催された第二十三回文学フリマ東京で配布いたしました。そのエッセイの続編を今回よりお届けいたします。どうぞお楽しみに。 -------------------------------…

リトルインディアへ(1)

リトルインディアへ シンガポールの雨は気まぐれだ。そして怒りっぽい。朝には爽やかな顔をしているくせに、午後になるとだんだんと気難しくなり、いきなり雷を呼んだり激しく雨を降らせたりする。小一時間ほど人々をずぶ濡れにするとすっきりするのか、ケロ…

旅記事開設について・予告

先日の文フリ東京ではフリペをお配りいたしました。河嶌がシンガポールのリトルインディア、篠田が京都の祇園祭について書いておりましたが、実はそちらは初回です。これは連載記事だったのでございます。 これから第二回以降の記事がアップされます。乞うご…

豆崎豆太『我ら北高推理研究愛好会(非公認)!』

よく、文学賞の落選理由などで「人間が描けていない」などと言われることがある。あるらしい。馬鹿げた話だと思う。人間を描くとは何なのか。 豆崎豆太の書く人間たちが変わり者であることは、読んでみればわかる、と私は思う。かつて『異邦人』のどこが不条…

家登みろく・朝妻久美子『俳句・川柳共詠句集 混線』

篠田です。文フリ東京、お疲れさまでした。出店された皆様、一般参加の皆様、それぞれに楽しまれたでしょうか。 私が入手したものの中から感想を述べてみたいと思います。作者の方に伝わりますように、そして作品に興味を持たれた方に伝わりますように、と思…

文フリお疲れさまでした

第二十三回文学フリマ東京、お疲れさまでした。お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。 たくさんの方にお越しいただき、私たちもとても楽しい時間を過ごすことができました。お買い上げいただきました方には、楽しいひとときをお届けすること…

お待ちしております!

ついに文フリ東京が明日になりました。わー。 出店側の方も、一般参加の方もドキドキかと思います。私たちもドキドキしております。 添付のチラシの通り、今回の新刊は下記2作。 篠田くらげ : 愛書部くらげ課書評集 其の二 書肆侃侃房特集。最近出た話題の…

愛書部くらげ課誕生記

篠田です。お疲れさまです。もうすぐ文フリ本番ですね。出店される方は準備も大詰めでしょうか。共にがんばりましょう。 今日は書評集の話をしてみたいと思います。 私たち嶌田井書店メンバーが「化身の森」を作るために集まったことは前回の私の記事でお話…

サークルはじめ狂想曲(1)団体口座開設編

こんばんは。スタッフの蒼井です。 前回はトップバッターにもかかわらず穏やかならぬ記事を書いてしまったので、今回はにこにこ笑顔で参りますね。 え、笑顔のほうが胡散くさい? さて、そもそも嶌田井書店ってなんやねん。という話。 これは三つ前の記事で…

京都の街とフリーペーパーと

書店員の篠田くらげです。よろしくお願いします。 今回配布予定のフリーペーパーでは京都を担当しています。埼玉出身の私にとって京都は異郷です。 あなたは旅人ですか? 私はずっと旅をしてきたような気がします。学生時代には生徒のグループがあったりする…

長い道のり

嶌田井書店店長の河嶌です。 店長のくせに普段は国内におりません。なんと文学フリマ初回参加の2016年春の東京ではブース(委託) にさえいなかったというていたらく。しかし!今回の2016年秋の東京では店番します。います。その場に。ついに。 嶌田…

嶌田井書店ができるまで

ようこそ嶌田井書店へ。書評担当篠田くらげでございます。 もしかしたらご存知かもしれませんが、嶌田井書店は「化身の森製作委員会」という名前でスタートいたしました。小説&映像作品「化身の森」を作るにあたって、小説の朗読担当として呼ばれたのが私…

真一文字に切り裂くように

こんにちは。嶌田井書店スタッフの蒼井灯です。 秋の東京文フリではフリーペーパーのデザイン等を担当しています。 今回はそのフリーペーパーについて。 テーマは『旅』。シンガポール在住の河嶌レイさんと、京都在住(企画当時)の篠田くらげさんがそれぞれ…

第二十三回文学フリマ東京お取り扱い書籍のご紹介

11月23日(水祝)の文フリ東京に、私たち嶌田井書店が出店します! ブースは2階エ-25,26。 新刊は写真集、書評集ほか、前回文フリで好評をいただいた既刊もあります。 シンガポール・京都をテーマに書かれた新作エッセイフリペも! 奮ってお越しくださいませ。

プロモーション動画を公開しました。

youtubeにて、河嶌レイと篠田くらげによる旅エッセイフリペのプロモーション動画を公開しました。 音楽と動画編集は蒼井灯です。 シンガポールのリトルインディアの様子をぜひ御覧ください。 youtu.be

第二十三回文学フリマ東京に出店いたします!

第二十三回文学フリマ東京参加決定!! 二階 エ-25、26 旅をテーマにしたA4サイズのフリペも配布いたします。 乞うご期待。

嶌田井書店のブログをはじめました。

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